【東備地区】研修会を開催しました!

2025年11月28日(金)、国立療養所長島愛生園にて「東備地区第1回研修会」を開催しました。
当日は5名の参加者が集まり、まずは11月にオープンしたばかりの新施設「でんしょう愛生館」を見学しました。デジタル技術を応用した展示は視覚的にも非常に楽しく分かりやすいもので、学芸員の方の解説に引き込まれ、30分の予定を1時間に延長しても時間が足りないほど充実したひとときとなりました。

その後移動した研修会場の「むつみ交流館」は、宿泊施設や浴室も備え食堂も完備した広々とした施設で、5名で贅沢に使わせていただきながら、次回はぜひ宿泊を兼ねた研修を行いたいと感じる素晴らしい環境でした。研修はお茶とお菓子をいただきながら和やかな雰囲気で進められ、参加者からは自部署での事例や各々の率直な想いも共有されました。

研修では、職員同士の意見の違いから生まれる「もやっと」した気持ちを倫理的に紐解きました。私たちが抱く「想い」には、それぞれの価値観が大きく影響を与えています。そもそも価値観とは、これまで自分が経験してきたことや育った国の文化などによって形作られるアイデンティティそのものであり、一人ひとり違っていて当たり前なのです。例えば「丁寧な関わり」一つをとっても、じっくり話を聞くことを重視する人もいれば、手順を遵守して失敗しないことを優先する人もいます。職種や立場によって大切にしたい優先順位が異なるために時に対立も生まれますが、どちらかが正しいのではなく「どちらも正しい」という視点を持ち、その中間にある落としどころを探る重要性を学びました。
職員同士の意見が違っても、最終的には「利用者の幸せ」という目標は同じです。
お互いの立場を冷静に理解し合うことが、結果として利用者の利益に繋がることを再確認する有意義な一日となりました。